免疫とは人体(自己)にとっての異物を、「非自己」と判定して排除するためのシステムです。免疫反応は、外来の物質(異物、病原体、他の個体の細胞など)や自己由来の物質(異常細胞や老廃組織など)を排除する反応のことで、体を正常に保つために役立っています。しかし、この免疫反応が正常に働かないと易感染性・アレルギー・自己免疫疾患・悪性腫瘍などの状態に体が陥ります。
免疫化学・血清検査室では、これら免疫反応に関連する蛋白質などを測定しています。これらの蛋白質の働きなどを臨床へ報告し、各種免疫関連疾患および感染症の診断・治療に貢献しています。また一部、生化学項目のホルモンや腫瘍マーカーの測定などもおこなっています。
当検査部は
ISO15189 を取得しています。
(初回認定日 平成24年3月14日)