生化学検査とは、血液や尿などを化学的に分析して、健康状態や病気の程度を調べる検査です。臓器が障害を受けると、細胞が破壊されて臓器特有の物質が血液・尿などに流出したり、その臓器が作っていた物質が作られなくなったりして、「基準値」から外れます。そこでこれらの物質を測定することで、どの臓器が障害を受けているのか推察できます。測定には自動分析装置を使うため、メンテナンスをおこなって正しいデータが報告できるよう努めています。
検査の目的 | 検査項目 |
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肝臓・胆嚢 | ビリルビン、AST、ALT、γ-GTP、LD、ALP、蛋白 |
腎臓 | 尿素窒素(UN)、クレアチニン、尿酸(UA) |
膵臓 | アミラーゼ |
心臓 | CK、CK-MB、トロポニンT |
糖尿病 | 血糖、HbA1c、尿糖 |
動脈硬化 | 総コレステロール、HDLコレステロール、LDLコレステロール |
貧血 | 血清鉄、TIBC、UIBC |
当検査部は
ISO15189 を取得しています。
(初回認定日 平成24年3月14日)